骨盤矯正ベルトの正しい巻き方、メリットを専門家が解説!

「骨盤矯正ベルトの巻き方は、どうすればいいの?」

「骨盤矯正ベルトをつけているけど、効果が感じられない。」

骨盤矯正ベルトの使い方について、疑問をもつ方も多いと思います。

そのため今回は、骨盤矯正ベルトの正しい巻き方について紹介します。

記事を読めば、骨盤矯正ベルトの効果的な使い方が分かりますよ。

目次

骨盤矯正ベルトの正しい巻き方のポイント4つ

産前・産後で緩んだ骨盤を締める、支える効果がある、骨盤矯正ベルト。

病院や産院などで勧められ買ったものの、つけ方が分からない方が多くいらっしゃいます。

骨盤矯正ベルトで効果を得るには、正しい巻き方が大切です。

正しい巻き方のポイントは

・付ける位置
・付け方
・ベルトを締める強さ
・使用時期

4つ。

具体的に解説しますね。

ポイント①:付ける位置

骨盤矯正ベルトは、お尻にかかるようにつけます。

具体的には、大転子を巻き、恥骨結合を締めて付けましょう。

それぞれの骨は

  • 大転子ー骨盤の下あたり、足の付け根で横から触ると出っ張っている骨
  • 恥骨結合-へそから真下に下がった場所にある、左右の恥骨をつないでいる骨

になります。

産前・産後は骨盤の真ん中にある恥骨が広がり、大転子が出っ張るため、ズボンが入らなくなったり、お尻が大きくなったりします。

このため骨盤矯正ベルトは、大転子を巻き、恥骨結合を締めるのが効果的な巻き方。

多くの方は、骨盤矯正ベルトが正しい位置で巻かれていません。

位置が間違っていると、恥骨が離れて骨盤が開き、逆効果になる場合も。

骨盤矯正ベルトの使用説明書を良く読み、正しい位置で巻きましょう。

ポイント②:付け方

骨盤矯正ベルトは立ったり椅子に座った状態でも着用可能ですが、仰向けの姿勢がお勧め

骨盤が緩み内臓の位置が下がっているので、仰向けの方が内臓が正しい位置へ戻りやすくなります。

内臓が正しい位置で骨盤矯正ベルトを巻くと、立ったり動いた時でも位置を維持できます。

具体的な付け方は

  • 仰向けになり膝を立てて、お尻の下にクッションを敷く
  • 次に力を入れて腰を持ち上げ、骨盤矯正ベルトを正しい位置で巻く

になります。

ポイント③:ベルトを締める強さ

骨盤矯正ベルトは、強すぎず、緩すぎない強さで付けましょう。

お尻側はしっかりと、お腹側は手のひらが恥骨部に入る程度の強さで巻きます。

強すぎると、血流が悪くなり、冷えや浮腫みの原因に。

緩すぎると、位置がずれ効果が減少します。

骨盤矯正ベルトは適切な強さで巻きましょう。

ポイント④:使用時期

妊娠中にお腹が大きくなる妊娠後期から、腰痛の緩和のために骨盤矯正ベルトを付ける方が増えます。

産後は1~2ヶ月程度までつけましょう。

なぜなら骨盤の緩みが強く不安定な状態のため、骨盤ベルトをつけて、外から支えるのが効果的だからです。

産後2~3ヶ月経過後は、自分の筋肉を使って支えられるよう、筋肉を徐々に動かしていきましょう。

ただし産後の体調によるので、使用時期は個人差があります。

骨盤がグラグラする不安定感や痛みがないかなど、体調を見ながら、使用時期を決めましょう。

自分に合った骨盤矯正ベルトの選び方3選

骨盤矯正ベルトは合わないものを着用すると、血流が悪くなるなど、逆効果になる場合もあります。

選ぶ時は

・目的、使用時期
・サイズ
・素材

を意識しましょう。

1つずつ解説しますね。

選び方①:目的、使用時期

産前、産後など使用可能な時期が変わりますので、目的にあったものを選びましょう。

選び方②:サイズ

自分の体型にあったサイズを選びましょう。

サイズが小さすぎると圧迫感が強く、大きすぎると効果が得られません。

選び方③:素材

素材は伸縮性のあるものを選ぶと、体にしっかりとフィットし、矯正の効果が得られやすくなります。

自身がどの骨盤矯正ベルトを使うのが良いか迷う場合は、助産師、整体師など専門家に相談するとよいでしょう。

骨盤矯正ベ ルトを付ける3つのメリット

骨盤矯正ベ ルトの着用には、主に3つのメリットがあります。

  • 腰痛や恥骨痛を緩和
  • 骨盤の緩みを回復
  • 姿勢を改善

具体的に紹介しますね。

メリット①:腰痛や恥骨痛を緩和

妊娠すると、お産がしやすくなるようホルモンが分泌され、筋肉や骨盤が緩みます。

このため内臓の位置が下がり、腰痛、恥骨痛など様々なトラブルの要因に。

緩んだ骨盤周りを骨盤矯正ベルトで支えると、骨盤周りの筋肉への負荷が軽くなり、痛みが緩和されます。

メリット②:骨盤の緩みを回復

骨盤矯正ベルトは、出産で緩み、広がった骨盤を元の位置に回復させる機能があります。

出産後、緩んだ骨盤は自然に本来の位置に戻ります。

しかし周りの筋肉も緩んでいるため、歪んだまま戻ってしまうケースも。

骨盤矯正ベルトは、骨盤を締め、支えることで、本来の位置に戻るサポートができます。

メリット③:姿勢を改善

産前はお腹が大きくなり反り腰に、産後は授乳などで前かがみになり、姿勢が悪くなりがちです。

また産後まもない頃は、骨盤は不安定な状態。

骨盤矯正ベルトは、不安定な骨盤をサポートし安定させ、姿勢を改善するメリットがありますよ。

骨盤矯正ベルトを巻く際の注意点

長期間、骨盤ベルトを使用すると、おしりの筋肉が落ち、逆に骨盤ベルトがないと動きにくい身体になってしまうことも。

おしりの筋肉が衰えると、代謝の低下や回復の遅れなど悪化する場合もあるので、注意が必要です。

使用は日中のみにし、寝ている間は外しましょう。

産後2~3ヶ月経過後は、筋力を付け骨盤を安定させていきながら、徐々に着用する時間を減らしていきましょう。

骨盤矯正は整骨院での受診がおすすめ

骨盤を締める、支える効果のある骨盤矯正ベルト。

正しく使用をしないと逆効果になるケースもあります。

骨盤の緩みや不調を改善するには、整骨院での骨盤矯正がおすすめ

専門家に体全体を診てもらうことで、根本的な治療が可能です。

がじゅまる鍼灸整骨院の骨盤矯正

がじゅまる鍼灸整骨院」では、各自に合わせた最適な施術を実施。

施術者は女性の院長のみなので、女性特有の問題も話しやすいでしょう。

キッズスペースもあり、お子様のいるママにも通いやすい環境です。

主な骨盤矯正に関する施術は

・産後の骨盤矯正
・パーソナルトレーニング
・EMS

3つ。

施術①:産後の骨盤矯正

がじゅまる鍼灸整骨院では、「山城式骨盤矯正」で施術。

呼吸や運動を取り入れたソフトな施術で、本来の身体の状態、使い方へと導く手法です。

産後の骨盤矯正では、同時に骨盤底筋を強化し、スタイルアップ効果もありますよ。

骨盤矯正をサポートするグッズとして、骨盤矯正ショーツや骨盤矯正クッションもあります。

自宅で手軽に利用できるので、施術者に相談の上、必要に応じて使ってみましょう。

詳しくは「骨盤矯正ショーツは効果あり?専門家の私が徹底解説!」「骨盤矯正クッションは効果ない?メリット、デメリットを紹介!」を合わせてご覧ください。

施術②:パーソナルトレーニング

妊娠中に減った筋肉量を戻し、緩んだ骨盤を元に戻すには、筋肉アップが必要。

専門家に体のバランスを見てもらい、あなたに合ったオリジナルメニューを組んでもらえるとよいでしょう。

個別のジムも完備しています。

施術③:EMS

EMSとは「インナーマッスルトレーニング」のことで、電気刺激を与えて筋肉を鍛えます。

インナーマッスルを鍛えれば、骨盤を正しい位置で保てるようになります。

EMSは寝ているだけで終わり、楽に筋肉をつけられるメリットがありますよ。

まとめ:骨盤矯正ベルトは正しい巻き方が重要!

骨盤矯正ベルトは正しい巻き方で効果が得られます。

間違った巻き方をすると逆効果になり、トラブルの原因になる場合も。

骨盤矯正ベルトの正しい巻き方など、骨盤矯正に関してご相談がある方は、「がじゅまる鍼灸整骨院」まで、お気軽にご連絡ください。

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