産後骨盤ベルトは必要？しなかった場合はどうなるの？専門家が解説

「産後骨盤ベルトって、本当に必要なの？」

「産後に骨盤ベルトしなかったら、骨盤が歪んだままなの？」

産後に骨盤ベルトを、医者や周囲から勧められるものの、必要性が分からず、使用を迷っている方も多いです。

この記事では、産後骨盤ベルトの必要性や、しなかった場合について解説します。

記事を読めば、自分にとって適切な産後ケアが分かりますよ。

産後に骨盤ベルトをしなかった場合、どうなるの？

産後に緩んでしまった骨盤を、締めるための骨盤ベルト。

「骨盤ベルトをしないと、骨盤が歪んだままで、元に戻らないのではないか？」と心配される方も多いかもしれません。

しかし、産後に骨盤ベルトをしなかった場合でも、緩んだ骨盤は自然に元に戻るので大丈夫です。

だだし産後の状況によっては、骨盤ベルトを使用したり、専門家に診てもらったほうが良い場合もあります。

具体的に解説しますね。

骨盤ベルトが不要な場合

骨盤がグラグラする不安定感や、腰痛など痛みがなければ、一般的に骨盤ベルトは不要です。

なぜなら産後、骨盤を緩めるホルモンの分泌が減り、緩んだ骨盤はおよそ産後3か月〜4か月で、徐々に元の位置に戻っていくからです。

産後、

・育児や家事で忙しく、骨盤ベルトを着用する時間がない
・骨盤ベルトを着用したり、トイレで外すのが面倒
・骨盤ベルトの装着感が好きじゃない

などの理由で、骨盤ベルトを使わなかった方もいます。

骨盤ベルトをしなかった場合でも、骨盤は自然と元の状態に戻っていきますよ。

骨盤ベルトが必要な場合

骨盤ベルトが必要な場合は、

・腰痛や恥骨痛などがあり、骨盤ベルトをすると痛みが緩和される
・骨盤ベルトを使うと、骨盤が安定する感じがする
・骨盤が不安定な産後直後に、すぐ育児や家事で動かなければいけない

などです。

骨盤の緩みから痛みが発生している場合は、骨盤ベルトの使用で痛みが緩和されます。

また不安定な骨盤をサポートし、安定させますよ。

なお骨盤ベルトをしても、痛みや不調が改善しない場合は、整骨院等の専門家に体全体を診てもらいましょう。

産後の骨盤ベルトの役割や使用時期を解説

骨盤ベルトを使用する際に押さえておきたい、役割や使用時期を解説しますね。

骨盤ベルトの役割

骨盤の緩みは、腰痛や恥骨痛などの痛みや不調の一因に。

緩んだ骨盤周りを骨盤ベルトで支えると、骨盤周りの筋肉への負荷が軽くなり、痛みが緩和されます。

骨盤矯正ベルトは、骨盤を締める、支えるという役割で使用します。

痛みが緩和すると、整骨院などで骨盤矯正などの産後ケアの受診や、在宅でストレッチなどセルフケアもできるので、産後の不調の改善へとつながりますよ。

骨盤ベルトの使用時期

産後骨盤ベルトは、産後1～２ヶ月程度までつけましょう。

骨盤の緩みが強く不安定な状態のため、骨盤ベルトをつけて、外から支えるのが効果的だからです。

産後２～３ヶ月経過後は、自分の筋肉を使って支えられるよう、筋肉を徐々に動かしていきましょう。

ただし産後の体調によるので、使用時期は個人差があります。

骨盤がグラグラする不安定感や痛みがないかなど、体調を見ながら、使用時期を決めましょう。

骨盤ベルトを使用する際の注意

骨盤ベルトを使用する際の注意点は

・正しい位置、強さで使用する
・長期間、使用しない

の２つです。

注意点①正しい位置、強さで使用する

骨盤ベルトを正しい位置につけていないと、骨盤を締める、支える効果がありません。

また、きつく締めすぎていると、血流が悪化して、回復が遅れるなど逆効果になる場合もあります。

注意点②長期間、使用しない

長期間、骨盤ベルトを使用すると、おしりの筋肉が落ち、逆に骨盤ベルトがないと動きにくい身体になってしまうことも。

おしりの筋肉が衰えると、代謝の低下や回復の遅れなど悪化する場合もあるので、注意が必要です。

産後のケアは専門家に相談するのがおすすめ

緩んだ骨盤は、自然に元に戻ろうとしますが、妊娠中に筋肉量が減るため、元にきちんと戻らず、緩んだままになるケースが多いです。

骨盤を締める、支える効果のある骨盤ベルトは、産後直後に痛みや骨盤がグラグラする場合は効果的です。

しかし骨盤ベルトを正しく使用をしないと、かえって逆効果になるケースも。

よって、骨盤の緩みや不調を改善するには、専門家に相談するのがおすすめです。

根本的な産後の不調の改善が可能ですよ。

がじゅまる鍼灸整骨院の産後のケア３選

「がじゅまる鍼灸整骨院」では、産後の体を全体的に診て、最適な施術を実施します。

施術者は女性の院長のみなので、女性特有の問題も話しやすいでしょう。

キッズスペースもあり、お子様のいるママにも通いやすい環境です。

緩んだ骨盤を戻し、不調を改善するために、必要な施術をオーダーメイドで行います。

主な産後ケアは３つ。

・産後の骨盤矯正
・パーソナルトレーニング
・EMS

具体的にみていきましょう。

産後ケア①：産後の骨盤矯正

がじゅまる鍼灸整骨院では、「山城式骨盤矯正」で施術。

呼吸や運動を取り入れたソフトな施術で、本来の身体の状態、使い方へと導く手法です。

産後の骨盤矯正では、同時に骨盤底筋を強化し、スタイルアップ効果もあります。

他に

・産前の体型に戻った
・垂れじりが治り、ヒップアップ
・ポッコリお腹がスッキリ
・姿勢が良くなる
・冷えやむくみの解消
・体温が上がり代謝が良好に

など様々な効果がありますよ。

産後の骨盤矯正は、産後1ヶ月から可能ですが、体調が安定している産後2ヶ月目のほうがよいでしょう。

骨盤矯正をサポートするグッズとして、骨盤ベルトのほかに、骨盤矯正ショーツや骨盤矯正クッションがあります。

自宅で手軽に利用できるので、施術者に相談の上、必要に応じて使ってみましょう。

詳しくは「骨盤矯正ショーツは効果あり？専門家の私が徹底解説！」「骨盤矯正クッションは効果ない？メリット、デメリットを紹介！」を合わせてご覧ください。

産後ケア②：パーソナルトレーニング

妊娠中に減った筋肉量を戻し、緩んだ骨盤を元に戻すには、筋肉アップが必要。

人によって鍛えるべき部位やトレーニング方法は異なるので、専門家に体のバランスを見てもらい、あなたに合ったオリジナルメニューを組んでもらえるとよいでしょう。

専門家がサポートするため、筋トレが苦手な人でも安心ですよ。

がじゅまる鍼灸整骨院では、個別のジムもあり人目を気にせず、筋トレができます。

また在宅でもできる、ストレッチやエクササイズも教えてもらえます。

産後ケア③：EMS

EMSとは「インナーマッスルトレーニング」のことで、電気刺激を与えて筋肉を鍛えます。

インナーマッスルとは、

・骨
・関節
・筋肉
・内臓

を支えている筋肉。

インナーマッスルを鍛えれば、骨盤を正しい位置で保てるようになります。

EMSは寝ているだけで終わり、楽に筋肉をつけられるメリットがありますよ。

まとめ：産後骨盤ベルトの必要性は個人差あり。産後ケアは専門家へ相談しよう！

産後骨盤ベルトをしなかった場合でも、骨盤は自然と元の状態に戻ろうとするので、一般的には不要。

産後骨盤ベルトの必要性は個人の体調によって異なります。

産後は筋肉が減っているため、きちんと骨盤が元の位置には戻らず、不調に悩む場合も多いです。

よって産後ケアは専門家へ相談するのが、おすすめ。

根本的な治療が可能です。

沖縄にお住まいなら、「がじゅまる鍼灸整骨院」までご相談ください。