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生理痛・PMSがつらい妊活中の方へ|周期に合わせた過ごし方とセルフケア【那覇市国場】ーがじゅまる鍼灸整骨院

「生理前になると頭痛やイライラで仕事にならない」「生理痛が重くて、毎月2日は寝込んでしまう」。妊活中の方から、生理にまつわるつらさのご相談をよくいただきます。

妊活を始めると、生理は「今月もだめだった」というお知らせのように感じられて、気持ちの面でも重くなりがちです。今回は、生理痛やPMS(月経前症候群)がなぜ起こるのか、妊活との関係、そして周期に合わせた過ごし方をお伝えします。

目次

大前提:こんなときは婦人科へ

生理痛やPMSは「体質だから」と片づけられがちですが、次のような場合は病気が隠れていることがあります。妊活を進めるうえでも、早めに婦人科で確認しておくことをおすすめします。

  • 市販の鎮痛薬が効かない、または年々生理痛が重くなっている
  • 生理のとき以外にも下腹部や腰の痛みがある、性交時に痛みがある
  • 経血の量が多く、レバーのような塊がよく出る、貧血を指摘されたことがある
  • 生理前の落ち込みやイライラが強く、日常生活や人間関係に支障が出ている
  • 生理周期が不規則、または生理が止まっている

子宮内膜症や子宮筋腫は、妊娠のしやすさに関わることがあります。生理痛が重い方は、妊活の初期に超音波検査を受けておくと安心です。

生理痛・PMSはなぜ起こるのか

生理痛:子宮を収縮させる物質が多すぎる

生理のとき、子宮はプロスタグランジンという物質の働きで収縮し、内膜をはがして外に出します。この物質が多く出すぎると、子宮が強く縮みすぎて痛みになります。プロスタグランジンは血管も収縮させるため、腰痛、頭痛、冷え、吐き気をともなうこともあります。

体が冷えて骨盤内の血流が悪いと、この物質が滞りやすく、痛みが強まりやすいといわれています。「生理痛と冷えは関係がある」といわれるのはこのためです。

PMS:排卵後のホルモンの波に体がついていけない

排卵後に増える黄体ホルモン(プロゲステロン)は、妊娠を支えるために欠かせないホルモンです。ただ、このホルモンの変動に体や脳が敏感に反応すると、むくみ、胸の張り、眠気、頭痛、イライラ、落ち込みといった症状が出ます。これがPMSです。

ストレスや睡眠不足があると、症状は強まります。妊活中は「今月はどうだろう」という緊張が高温期に重なるため、PMSがつらくなる方が多いのも自然なことです。

妊活との関係

生理痛やPMSがあるからといって、妊娠しにくいとは限りません。ただし、その背景にある「冷え」「血流の滞り」「ホルモンの波に体がついていけない状態」「強いストレス」は、妊活にとってもマイナスになりやすい要素です。

生理を「毎月のつらいイベント」から「体の状態を教えてくれる合図」に置き換えて、周期ごとに過ごし方を変えていくと、生理のつらさと妊活の土台づくりを同時に進めることができます。

周期に合わせた過ごし方

1. 生理中(1〜5日目):温めて、休む

下腹部と腰を温めることを最優先にしてください。使い捨てカイロを下腹部と仙骨(おしりの上の平らな骨)の2か所に貼ると、痛みがやわらぐ方が多いです。冷たい飲み物や生野菜のサラダは控えめに。無理に運動せず、経血の量が多い日は休みましょう。

鎮痛薬は、痛みが強くなってからでは効きにくくなります。「痛くなりそう」の段階で飲むのが正しい使い方です。我慢は美徳ではありません。

2. 生理後〜排卵期(6〜14日目):動いて、血流をつくる

体調が一番よく、気持ちも前向きになりやすい時期です。ウォーキングやストレッチ、軽い筋トレなど、体を動かす習慣はこの時期に始めると続きやすくなります。たんぱく質と鉄を意識して食べ、卵胞を育てる材料を補いましょう。

3. 排卵後〜生理前(15〜28日目):予定を詰めない

PMSが出やすい時期です。この時期に大事な予定や無理な残業を入れない、夕方以降のカフェインを控える、寝る時間を早める。あらかじめ「守りの時期」と決めておくと、症状が出ても自分を責めずにすみます。

むくみや胸の張りが気になる方は、塩分を控え、湯船につかって体をゆるめてください。甘いものが欲しくなる時期ですが、血糖の乱高下はイライラを強めます。おにぎりやナッツなど、腹持ちのよいものをこまめにとるほうが安定します。

4. 通年:骨盤まわりを冷やさない・固めない

沖縄でも、冷房のきいたオフィスで座りっぱなしの方は、お腹と太ももの付け根が冷えて固まっています。1時間に1回は立ち上がって歩く、足首を回す、腰に薄手のひざ掛けをかける。骨盤内の血流を止めないことが、生理痛にもPMSにも、妊活にも共通の土台です。

鍼灸でできること

鍼灸で子宮内膜症や筋腫が治る、PMSがなくなるといった断定はできません。病気が疑われる場合は婦人科での検査と治療が優先であることを、まずお伝えしています。

そのうえで当院にできるのは、下腹部や腰まわりの冷えと緊張をゆるめ、骨盤内の血流を整え、自律神経のバランスを落ち着かせるお手伝いです。生理前の頭痛や肩こり、落ち込みがやわらぎ、生理中の痛みが軽くなったと感じる方は多くいらっしゃいます。

妊活の目的で通われている方には、周期に合わせて施術内容を変えています。生理中は温めて休ませる施術、排卵期は血流を促す施術、高温期はやさしく整える施術、という具合です。基礎体温表や病院での検査結果があれば、ぜひお持ちください。

当院が大切にしていること

妊活中の生理は、体のつらさと気持ちのつらさが重なる、月に一度の山場です。「また来てしまった」と落ち込む日に、体まで痛いのはあまりにも大変なことだと思います。

せめて体のつらさだけでも軽くして、その日を少しでも穏やかに過ごしていただきたい。そして、生理を「体を整えるきっかけ」として前向きに使っていただきたい。それが、私たちが妊活中の方に生理のお話をする理由です。

生理痛やPMSのことは、妊活の相談と分けて考える必要はありません。どうぞまとめて、お気軽にご相談ください。

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